鍼灸師がオススメする自律神経の不調に関するツボ紹介7選

最近、なんとなく体がだるかったり、イライラしたりしていませんか?それはもしかしたら自律神経の乱れ(自律神経失調症)による不調かもしれません。自律神経のバランスが崩れると、めまいや頭痛、だるさ、不眠など、つらい症状が現れます。現代では仕事や勉強のストレス、夜更かし、スマホの使いすぎなどで自律神経が乱れる人が増えています。

本記事では、鍼灸師の視点で自律神経の不調に効果的なツボを7つ厳選して紹介します。小学生でも理解できるよう優しく解説しますので、一緒に自律神経を整えましょう。

自律神経の乱れとは?ツボで改善できるの?

自律神経が乱れるとどうなる?
• めまい、頭痛、だるさ、イライラ、不眠、動悸などの症状が現れます。
• 交感神経(活動モード)と副交感神経(休息モード)のバランスが崩れると、不調を引き起こします。
• 病院の検査で異常がないのに、疲れやすさや手足の冷えが続く場合、自律神経の乱れが原因の場合があります。

ツボ押しは自律神経を整えるのに効果的!
• 東洋医学では、体にある「ツボ(経穴)」を刺激して体調を整えると考えます。ツボは自律神経や臓器と深く関わっています。
• ツボを刺激すると自律神経の乱れを改善し、さまざまな不調を和らげる効果が期待できます。自宅で簡単にできるセルフケアとしておすすめです。

自律神経を整えるツボ7選!簡単セルフケア

① 内関(ないかん)— ストレスや吐き気に◎
• 場所:手首の内側のシワから指3本分下
• 効果:ストレス、乗り物酔い、不安の改善
• 【押し方】親指でゆっくり押して、5秒キープ×3回

② 百会(ひゃくえ)— 頭スッキリ!万能ツボ
• 場所:頭のてっぺん、両耳を結んだ線の中央
• 効果:自律神経の調整、頭痛・不眠・ストレス軽減
• 押し方:指の腹で優しく押すか、両手で包むように刺激

③ 神門(しんもん)— リラックスして安眠へ
• 場所:手首の横ジワ、小指側のくぼみ
• 効果:不安を鎮めて不眠改善
• 押し方:軽く押し5秒キープ×3回

③ 太衝(たいしょう)— イライラ解消!気の巡り改善
• 場所:足の甲、親指と人差し指の間のくぼみ
• 効果:イライラを和らげ、頭痛を軽減
• 押し方:強めに押しつつ深呼吸

⑤ 合谷(ごうこく)— 全身のバランスを整える
• 場所:手の甲、親指と人差し指の間
• 効果:頭痛・肩こり解消、ストレス軽減
• 押し方:痛気持ちいい強さで5秒×3回

⑥ 風池(ふうち)— 頭痛や肩こりに効く
• 場所:後頭部の髪の生え際、左右のくぼみ
• 効果:頭痛、肩こり、目の疲れを軽減
• 押し方:両手で頭を支え親指で押す

⑦ 三陰交(さんいんこう)— 冷えや不調に効く
• 場所:内くるぶしの上、指4本分
• 効果:冷え性、むくみ改善
• 押し方:指でやさしく押し深呼吸

ツボ押しのポイント!効果を最大限に引き出す方法

力加減は「痛気持ちいい」くらいがベスト
• 強く押しすぎず、息を吐きながら押しましょう。
• 自分が一番気持ちいい強さを見つけることが大切です。

リラックスしながらツボ押ししよう
• 深呼吸を意識すると、よりリラックス効果が高まります。
• お風呂上がりや寝る前など、体がリラックスしている時がベストです。

毎日コツコツ続けるのが大事!
• 一度に長時間押さなくても、1日数分、毎日続けることで効果を感じやすくなります。
• 習慣化することで、少しずつ体調が整います。

お悩み別:症状に合わせたおすすめツボ
• イライラ:内関、太衝
• 頭痛:百会、合谷、風池
• 不眠:神門、百会、三陰交
• 吐き気:内関
• 肩こり・目の疲れ:風池、合谷

まとめ|ツボ押しで自律神経を整えよう!

ツボ押しは手軽にできる自律神経ケアです。毎日少しずつ継続することで、体調も気分も整えやすくなります。不調が続く場合は専門家への相談もおすすめです。自律神経のバランスを整えて元気な毎日を送りましょう!


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